「学ぶ」は「真似ぶ」
学ぶという言葉はもともと「真似ぶ」という言葉から来ています。人は誰かの言葉や行動をそっくりそのまま行うことで新しいことを吸収していきます。すなわち、真似することは学びの第一歩と言えます。
赤ちゃんがその良い例です。赤ちゃんは親がしゃべっているのを聞いて、少しずつ発音を真似します。そして時の経過と共に言葉を話せるようになります。
同じように幼少期の子どもであれ学童期の子どもであれ、子どもは親の行うことを自然と真似するものです。それによって新しい事を学んでいきます。とはいえ子どもが真似するのは必ずしも良いことだけではありません。
ネガティブな面も真似することがあります。例えば親が乱暴な言葉遣いをするとしたら、子どもがやはり同じようなしゃべり方をすることがあります。
親が不規則な生活をする家庭では、子どもも夜更かししたり浅い妻でも寝ていることがあるでしょう。このような事を踏まえ、親は自分の行いが子どもにも反映されることを意識していなければいけません。
親の真似をしたという具体例
「一流の育て方」というDIAMONDの連載記事によると、親が子どもにもたらす影響には非常に大きなものがあります。大学生に対して行われたアンケートでは次のようなコメントがありました。
- 「子どもは親の言うことは聞きませんが、親のすることは真似します。したがって、両親が本を読んでいれば、子どももいずれ必ず本を読むようになります。タバコの例でいうと、両親もまず自分たちがタバコを断つことでその重要性を私に説いてくれました。」
- 「両親自身が勉強家であり、その姿を見て自然と勉強の大切さを学びました。」
これらのコメントから明らかなように、やはり子どもは親の背中を観察していると言えます。もちろん親も様々な失敗をしてしまうものですが、可能な限り子どもの模範になるように気をつけましょう。
子どもの心理にもっと詳しくなろう
子どもの心理を詳しく知ることで、親はより円滑に子どもとコミュニケーションをとることができるようになります。子どもがどんなことを考え、どんな気持ちでいるのかが分かると、親も適切な接し方ができるようになります。
しかし子どもの心理状態を知るのは必ずしも簡単ではありません。そこで役立つツールが諒設計アーキテクトラーニングの「子供心理カウンセラーW資格取得講座」です。
この通信講座は年齢に応じた子どもの態度や行動と心理状態とを分析した講座です。受講することでいっそう子どもの心を読み取りやすくなります。
子どもとの接し方で上達したいという方は、まずはカリキュラムの詳細を公式HPからチェックしてみてください。