子どもに「~しなさい」というのは逆効果

「~しなさい」は逆効果?

親が子どもをしかったり注意したりするときによく「~しなさい」という言い方をすることがあります。例えば「勉強しなさい」「部屋を片付けなさい」「早寝早起きしなさい」といった具合です。

子どもに「~しなさい」というのは逆効果

この言い方はストレートな言い方のため、一見効果的に思えるかもしれません。しかし実は逆効果です。

東京大学社会学研究所とベネッセ教育総合研究所の「子どもの生活と学びに関する親子調査2015-2016」によると次のような興味深いアンケート結果があります。

勉強嫌いだった子どもが勉強好きになる場合、その多くが「知るのがうれしい」といった自分の本来の好奇心と勉強が何かの理由で結びつくことがその原因のようです。

一方勉強が嫌いなままの子どもが勉強をする理由は、しないと先生や親にしかられるからという心理があるからのようです。つまり「~しなさい」という注意の仕方をした場合、子どもは勉強をするかもしれないものの、あくまで怒られないためにするのであって積極的なわけではないということです。

子どもが本当に実力を伸ばしたり楽しんだりするためには、「~しなさい」と圧力をかけるべきではありません。勉強の場合を一例として出しましたが、このことは他の分野でも当てはまるのです。

「~しなさい」は自己コントロール力を阻害する

親が「~しなさい」と口癖のように言い続けた場合、子どもは自己コントロール力を失ってしまうリスクもあります。親が指示しない限り自分で能動的に動くことが少なくなり、結果的にニートになったり引きこもってしまうかもしれません。

「親の言うとおりに動いていればいいや」と子どもが考え始めたらアウトです。そのような状態にならないためには、親は自分で考えて動く能力が育まれるようにサポートする必要があります。

例えば「~しなさい」の代わりに、「~するためにはどうしたらいいかな?」「○○をしたらどんな結果になるかな」という言い方をすると良いでしょう。

このような質問は思考力を刺激します。そして自分で考えて決定させることによって子どものモチベーションは高まるのです

子どもの心理状態は意外と複雑

子どもとはいえ、一個の人間です。あまり深く物事を考えていないように思えるかもしれませんが、子どもは子どもで様々なことを思考しているものです。

そのため親は子どもの心理状態に少しでも詳しくなるように努力する必要があります。

最近は、諒設計アーキテクトラーニングの「子ども心理インストラクターW資格取得講座」や、SARAスクールジャパンの「子ども心理基本コース/プラチナコース」といった子ども心理に詳しくなれる通信講座もあります。

こういったツールを活用し、子どもの気持ちをしっかりと理解して、より上手に接することができるようになりましょう。

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