高校生の子どもの特徴と心理
高校生の子供を抱えている親にとって、この時期の子どもは「扱いづらい」と感じる事が少なくありません。この時期の子どもは自立心が強く、大人になる一歩手前の時期にあります。
思春期のような混乱状態はないとはいえ、家族との交流が少なくなる傾向があります。また「大人」を意識するようになり、今後どのように生きていくべきかを模索するようになります。
しかし残念ながら全てがそうであるというわけではありません。刹那主義的な傾向の若者が増加していて、将来の事よりも目先の楽しみを追求する子どもも中にはいます。親は子どもの意思を大事にしつつも、将来自分で生計を立てていくための動機づけや方法を具体的に教えてあげる必要があるでしょう。
高校生の子どもに接する時に意識すべき事
文部科学省によると、高校生の若者を持つ家庭が注意すべき点は以下の点です。
- 人間としての在り方生き方を踏まえ、自らの個性・適性を伸ばしつつ、生き方について考え、主体的な選択と進路の決定
- 他者の善意や支えへの感謝の気持ちとそれにこたえること
- 社会の一員としての自覚を持った行動
高校卒業して社会に出ることも少なくないという事を考えると、どんな職業につきたいか、将来どんな道を選びたいかというテーマが現実的になってきます。子どもがやりたい事が何かを聞いてあげて、その上でアドバイスしてあげましょう。
子どもの良い点や得意分野を指摘して「こういう道もある」と具体的に提案します。もちろん子どもがやりたい事を優先させるのが基本ですが、その目標が現実的かどうか、親は目標達成の方法を尋ねるなどしてフォローしましょう。
高校生になるとバイトをして経済力がついたり、行動範囲が拡がったりします。そのため自分のやりたい事をやる傾向が強くなるものです。しかしあくまで社会の一員であってそれに依存していることには変わりありません。
親は引き続き門限など家庭のルールを教え込んで、ルールに沿って動く事の重要性を教える必要があります。
高校生の子供の心理に詳しくなる講座
高校生の子供の考えていることをもっとよく知りたいという場合は、子どもの心理に特化してカリキュラムが組まれている通信講座を利用すると良いでしょう。
例えば諒設計アーキテクトラーニングの「子供心理カウンセラーW資格取得講座」という講座があります。
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